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リフ編みの定義

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さて今日も予約投稿でのアップです。

本日の話題は(も?!)リフ編みです。

昨年最後にアップした記事に、リフ編みの特徴に関して書きましたが、今日はリフ編みの定義に関してです。

リフ編みが、日本で言う笹編みにない作業を入ることで、改めて名前をつけたことは書きました。ということは別の見方をすると、あの作業自体がリフ編みと言えてしまうのです。そうなると玉の数に変化があっても、あの作業を入れればリフ編みと言えるのでは?という疑問が出ます。

もともと名前の由来が「リフの編み方」を短縮して「リフ編み」ですから・・・・

あの空間にかぎ針を差し込む作業があるなら、3玉ではなく2玉でもリフ編みなのか?と悩むわけです。

さらに2玉で(もちろん、あの作業を入れて編む2玉です)編むリフが、実際にトルコにあるので、更に悩むわけです。。。。写真↓はその2玉のリフのデザインを元に、座布団に仕上げてみた作品です。
リフ編みの定義_a0149643_11000974.jpg
これも2玉まとめる際に、3玉と同じように空間にかぎ針を指しています。2玉だと、その作業を入れた事がハッキリと現れるので、3玉よりも編み方が良くわかります。

迷いましたが、私のクラスでは3玉の編み方を基本のリフ編みとして、必要に応じて「2玉のリフ編み」と呼んで、2玉バージョンもレッスンで取り上げる事にしました。

写真↓は2玉のリフ編みで編んだモチーフつなぎの膝掛けです。実は2玉・3玉どちらでもリフ編みでモチーフつなぎが出来るんですよ♬ この編み方を思い付いたときは、鳥肌が立ちました(笑)
リフ編みの定義_a0149643_11001727.jpg
モチーフを編み溜めて、後からつなげることが出来れば今まで以上に様々なデザイン展開が可能となります。何枚のモチーフでこの柄が出るか、分かりますか?実は答えは1つではありません。モチーフの区切る場所を変えても、同じ柄を出せます。区切るサイズを小さくするほど多色使いが可能となり、より複雑な柄を出せますよ♪

違いを挙げるとすれば2玉と3玉では、2玉の場合3玉の時のような±0.5の計算がいりません。ですのでパッと見た瞬間、別の編み方に見えるのですが、3玉のリフ編みの原理と多くを共有しています。

その為2玉であっても、リフ編みで編むモチーフつなぎの理論が適用できるのです。

ちなみに2玉で出来て、3玉では難しいデザインも存在します。例えばキルトに「ログキャビン」という編み方がありますが、あのログキャビンの模様を2玉のリフ編みで編むことが可能です。

それに対して、3玉のリフ編みは先程も言ったように上下段で+-0.5の計算が必要となるので、より複雑なルールが必要となります。でもこれをクリアすると、全く新しいリフ編みの世界を表現できるようになるんです。

ある一定の法則を守りさえすれば、自由自在の世界が現れる面白さ!

リフ編み上級①のクラスで、実験的なレッスンを重ねておりますが(笑) もう少しハッキリとした理論を確立できれば、もっと明確に使い分けれるようになるかな。。と思っています。それが今年の私のリフ編みにおける課題であり、それを解決するのが目標です。

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by dantel-mika | 2016-02-20 10:00 | リフとは?!

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